平成19年度 第11回
                   
                   中村会長の前で元気に選手宣誓(こざくら保育園)


 快晴の秋空の下、第11回「八戸東ライオンズ杯ちびっこサッカー大会」が長根陸上競技場で開催された。9時から始まった開会式には東ライオンズクラブ中村正明会長から「日ごろ鍛えた技と体力で正々堂々と戦ってくさい。」と激励の挨拶があり、こざくら保育園の選手代表が元気に選手宣誓を行なった。その後会場に集まった全員でラジオ体操をして、熱戦が展開された。今年は21チーム参加で午前中に4ブロックに分かれた予選を行い、上位2チームが決勝トーナメントへ進出し、他のチームは順位戦へ回った。全体としてはレベルが高くなり、どのチームもこの大会にかける意気込みを感じた。
 優勝は新進気鋭の尻内保育園を見事に打ち負かした藤覚保育園だった。下馬評は尻内のほうが高かったが、いかんせん経験不足。決勝戦の雰囲気に呑まれた尻内の子ども達は老獪な藤覚の園長の作戦に見事ひっかかり、初優勝を逃してしまった。3位には長坂保育園。夏、準優勝のサンフラワー保育園はジンクス返上はならず、4位に沈んだ。昨年優勝の田子保育園はユニホームを新調し、連覇に挑んだが、長坂保育園の必死の抵抗にあいPK戦で破れ、夢を断たれた。


Aブロック
チーム名 こざく 川 口 三 条 城 下 藤 覚 みゆき 勝敗 得 失 勝ち点 順 位
1こざくら
1-0

0-0

1-0
×
0-3

1-0
3勝1敗1分 0 10 2
2川 口 ×
0-1

1-0

0-0
×
0-4

1-0
2勝2敗1分 -3 7 4
3三 条
0-0
×
0-1
×
0-1
×
0-4

0-0
0勝3敗2分 -6 2 5
4城 下 ×
0-1

0-0

1-0
×
0-2

1-0
2勝2敗1分 -1 7 3
5藤 覚
3-0

4-0

4-0

2-0

3-0
5勝0敗0分 16 15 1
6みゆき ×
0-1
×
0-1

0-0
×
0-1
×
0-3
0勝4敗1分 -6 1 6

Bブロック
チーム名  すぎ サ ン むつ 戸来 田子 勝敗 得失 勝ち点 順位
1すぎのこ ×
0-1
×
2-0

2-0

0-0
1勝2敗1分 0 4 4
サンフラワ-
1-0

2-0

4-0

2-0
4勝0敗0分 9 12 1
3むつみ
1-0
×
0-2

1-0
×
0-1
2勝2敗0分 -1 6 3
4戸 来 ×
0-2
×
0-4
×
0-1
×
0-2
0勝4敗0分 -9 0 5
5田 子
0-0
×
0-2

1-0

2-0
2勝1敗1分 1 7 2

Cブロック
チーム名 こども 根 岸 白 鴎 尻 内 小中野 勝 敗 得 失 勝ち点 順 位
1こどもの城 ×
0-1
×
0-2
×
0-2
×
0-1
0勝4敗0分 -6 0 5
2根  岸
1-0

0-0
×
0-4

0-0
1勝1敗2分 -3 5 4
3白  鴎
2-0

0-0
×
0-1

0-0
1勝1敗2分 1 5 2
4尻  内
2-0

4-0

1-0

1-0
4勝0敗0分 8 12 1
5小中野
1-0

0-0

0-0
×
0-1
1勝2敗2分 0 5 3

Dブロック
チーム名   長 坂 ひ ま 南売市 小久保 福 聚 勝 敗 得 失 勝ち点 順 位
1長  坂
1-0
×
0-1

1-0

2-0
3勝1敗0分 3 9 1
2ひまわり ×
0-1
×
0-1

0-0
×
0-1
0勝3敗1分 -3 1 5
3南売市
1-0

1-0

0-0

0-0
2勝-敗2分 2 8 2
4小久保 ×
0-1

0-0

0-0

0-0
0勝1敗3分
-1 3 4
5福  聚 ×
0-2

1-0

0-0

0-0
1勝1敗2分 -1 5 3

 
 Aブロックは、下馬評通り藤覚が脅威の実力を発揮し1位通過。こざくらは藤覚に敗れはしたが、堅実に3勝をあげ2位通過。城下と川口は2勝を挙げたものの2敗が響いて決勝トーナメント進出にならなかった。三条は勝ち星がなく5位。ベールに包まれていたみゆき保育園はまったく実力を発揮できず6位に終わった。
 Bブロックは、実力が1枚上のサンフラワーが全勝で楽々1位通過。田子とむつみの熾烈な2位争いは直接対決に勝った田子に軍配が上がり、むつみの決勝トーナメントはならなかった。すぎのこは、戸来に勝ったものの2敗が痛かった。戸来は2回目の参加ながら勝つにはまだまだ時間がかかりそう。来年に期待しよう。
 Cブロックは、優勝候補ナンバー1の尻内が期待通り全勝で、余裕の1位通過。2位は3チームが横一線の熾烈な戦いで、棚からボタ餅的な利を得て、白鴎が生き残った。小中野と根岸の決戦は、勝ったほうが決勝トーナメントに行けるビックチャンスだったが、引き分けに終わり得失点差で白鴎が漁夫の利を得た。こどもの城は負けすぎ。
 Dブロックは、予想通り長坂と南売市の一騎打ちとなった。コロコロとキーパーの手から転がって入った1点が決勝点になり、長坂は夏に続き南売市に敗れてしまった。しかし、その後連勝し1位通過。南売市は小久保と福聚に引き分け、勝ち点で長坂に遅れをとり2位通過。福聚と小久保は1敗しかしなかったが勝ち星に恵まれず涙を飲んだ。ひまわりは3敗と今回は少し精彩がなかった。来年は頑張って欲しいチームである。
 全体としてレベルは上がっていると思うが、結果を見ても分かる通り、決勝トーナメントへは、いつもの顔ぶれが上がって来た。園の考え方もあると思うが、もう少し子ども達の体力作りにも目を向けて欲しい。決勝トーナメントに上がってくるチームは例外なく、体力がある。最近は子どもの体力が落ちているといわれるが、サッカー大会に参加しているチームはチームワークとともに体力つくりもレベルが上がって欲しいものである。
   
朝早くから準備をするスタッフ 21チーム総勢約650名の選手達 田子保育園から優勝旗返還

東ライオンズクラブの皆さん いよいよ試合開始(あいさつから) 5コートに分かれて熱戦が展開

13位〜21位 川口 0−1 小久保 小久保 1−0 こどもの城 川口 0−1 こどもの城
すぎのこ 0−0 三条 すぎのこ 0(PK1−0) 0ひまわり 三条 0−2 ひまわり
根岸 1−0 戸来 根岸 1−0 みゆき 戸来 1−0 みゆき
 9位〜12位 城下1−0小中野 むつみ1−0福聚
城下0−2むつみ 小中野1−0福聚

準々決勝 藤覚 2−1 白鴎 サンフラワー 1−0 南売市
尻内 0(PK2−1)0 こざくら 長坂 0(PK3−2)0 田子
5〜8位予備戦 白鴎 2−0 南売市 こざくら0−2田子
7・8位決定戦 南売市 0(PK2−0)0 こざくら
5・6位決定戦 白鴎 0(PK2−0) 田子
準決勝 藤覚 1−0 サンフラワー 尻内 0(PK2−1)0 長坂
3位決定戦 サンフラワー 1−2 長坂
決勝 藤覚 1−0 尻内

優勝 藤覚保育園
(総評)
 最高の天気に恵まれ、第11回のライオンズ杯が行なわれた。ライオンズの中村会長から日ごろの成果を十分に発揮してくださいと激励の言葉をいただいた選手達は、強い日差しの中元気に芝を駆け回った。今年の注目は、尻内保育園の初優勝がなるか。はたまた田子の連覇があるのかなど、とても楽しみが多い大会でした。結果は強豪藤覚に尻内が決勝で敗れ、夢の初優勝は次回以降へ繰り越されてしまいました。また、ユニフォームを新調したチームも多く、心機一転の気持ちを感じるものがありました。ベスト8に進出したチームは結果を見ても分かる通り、実力は紙一重です。どこがどこで負けても、不思議ではありません。ほとんどが1点差勝負。またはPK戦での決着でした。特にベスト4に残ったチームは組み合わせ次第ではまったく違った結果になったかもしれません。それでも優勝した藤覚は強かった。準優勝の尻内は本当に残念でした。3位に入賞した長坂は、結果発表のとき一番拍手とねぎらいの声援をいただきました。子ども達の頑張りを一番良く分かっていたのはやはり親であり、家族であったと思います。結果は園それぞれ違いましたが、子ども達に残った思いでは同じくらいたくさんあったのではないでしょうか。それを応援してくださるライオンズクラブの皆さんには本当に感謝しています。子ども達、親、保育園職員を代表し深く感謝申し上げます。これからもこどもたちに大きな応援をお願いいたします。ありがとうございました。 
記  長坂保育園園長 川口
決勝戦(藤覚-尻内) 3位決定戦(長坂-サンフラワー) 全チームにライオンズからプレゼントがあった。
準優勝 尻内保育園
3位 長坂保育園
4位 サンフラワー
5位 白鴎保育園
6位 田子保育園
7位 南売市保育園
8位 こざくら保育園
敢闘賞 むつみ保育園
城下保育園
小中野保育園
福聚保育園
小久保保育園
こどもの城保育園
川口保育園
ひまわり保育園
すぎのこ保育園
三条保育園
根岸保育園
戸来保育園
みゆき保育園